『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
【内容】ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説。
【要約】
ビル・ゲイツ、バラク・オバマ元アメリカ大統領も絶賛され、YouTubeでも話題の作品で一読必須の内容です。
結論としては、「事実に基づいて世界を見れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界をよくし続けるために私たちに何ができるかも、そこから見えてくるはずだ」。ただ重要なのが、この事実を多くの人々が誤解している。
分かりやすい例として、「先進国か、発展途上国か」と世界を分けるという思い込みである。ただ、正確なデータを見ることで、先進国とその他の国々というデータを見ればほとんどが中間になっていることがわかる。
多くの人は「世界は悪くなっている」と悲観的に考えるが、貧困層は、20年前に比べれば約半分、世界の平均寿命は70歳を超えており、災害・事故・戦争・衛生・教育の面で改善が図られている。最初にあったように人は悲観的に考えるようにできていることを知ることと正確に物事を把握することように努めることが肝心である。
多くの人が思い込んでいる10の思い込みを、データや事実にもとづき、解説してくれている。
ファクトフルネスの10のルール
①大半の人がどこにいるのかを探そう
②悪いニュースのほうが広まりやすい
③直線はいつかは曲がることを知っておく
④リスクを計算する
⑤数字を比較する
⑥分類を疑う
⑦ゆっくりとした変化でも変化していることを心にとめよう
⑧ひとつの知識がすべてに応用できない
⑨誰かを責めても問題は解決しない
⑩小さな一歩を重ねる
評価 ★★★★
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)ビジネスに残る名作<必見>
★★★★☆(★4.5つ)名作<必見>
★★★★ (★4つ)良作<ぜひ、見てほしい>
★★★☆ (★3.5つ)佳作<はまる人ははまる>
★★★ (★3つ)普通<悪くはないので見て損はない>
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない。